最後の更新: 平成20年5月23日

 

レンタル・サーバーの注意点

レンタル・サーバーの契約する際に注意する点が幾つかあるので、それらを幾つか挙げて説明しましょう。

 

1)1年契約と2年契約
これは米国のウェブ・ホスティング提供会社でよく使われる準偽装表示の手です。1年契約と2年契約を比べた場合に、2年契約をした方が1ヶ月あたり1ドルから2ドルぐらい安い場合があります。サービスを紹介するページには1ヶ月あたり幾らと表示してありますが、この表示が実は2年契約のものであることがあります。HostMonsterがよく使う手で、当サイトでも騙されました。「あっこれは安い!」と思い、いざ契約のフォームを埋めている間につい最後に確認し忘れがちな盲点をついたちょっと悪質な手です。HostMonster以外でも使われていますので注意して下さい。1ヶ月あたり2ドルも差があると、1年で24ドル、日本円に換算して約2,900円ぐらいにもなってしまいます。

 

web hosting hostmonster   web hosting hostmonster

http://www.hostmonsterより
 
http://www.hostmonsterより

 

2)サブドメインの数
これは米国のウェブ・ホスティング提供会社StartLogicで確認した偽装です。無料で利用できるサブドメインの数は無制限あるいは5つといいながら、実際に使える数は3つだとか。サブドメインを使えるようにするには、DNSサーバー上でサブドメインと既存のディレクトリを結びつけることになりますが、この利用制限をするウェブホスティング会社もあります。

3)無料ドメイン
年間契約をした場合に、ドメインが無料になる場合があります。何故無料でドメインを提供するのか。それは顧客を逃さない手の一つです。例えば、1年を通して無料で使っているドメインのグーグル・ランクが5にまで上がったとします。もし1年契約の後にウェブ・ホスティング会社を移るとすると、無料のドメインは没収されるので、それまで築き上げたドメインの名声も失われることになります。

4)MySQLは幾つ必要?
データ保存系のPHPスクリプトを使う際、MySQLやPostgreSQLが必要な場合があります。果たして幾つ必要か。そのサイトをどのくらいの間運営するかにもよりますが、最低でも5つは欲しいところです。

5)PHPの注意点
データベースを使った便利なPHPスクリプトは沢山あります。例えば、ブログのWordPressやフォラームのphpBB等。そのPHPスクリプトを使うかどうかは、移転ができるか、そしてスパム対策ができているかを確認することをお勧めします。サイトを何年も運営していればウェブホスティング会社を移ることもあるでしょう。データベースを移転しても引っ越し先で果たして同じPHPスクリプトが問題なく機能するのか、不安なものです。またそのスクリプトはコメント・スパムに対して防御の機能が提供されていますか?

6)契約前にフォーラムで苦情の確認
契約する前に、フォーラムにどのような苦情が寄せられているのか確認することで、そのウェブホスティング会社でどのようなサービスのサポート体制がとられているかをちょっと覗くことができます。例えば、返信に日数がかかり過ぎだとか。サーバーが何日間も利用できないでいるだとか。

7)サーバーを無断で移すウェブホスティング会社には注意
レンタルサーバーを使っている場合、ホストのサーバーを知らない間に移されることがよくあります。移すのはいいものの、その後の処理をしっかりやらないウェブホスティング会社が結構あります。DNSの情報を書き換えないでいると、ある特定のドメインに関するリクエストがあった場合に、DNSサーバーは古いホスト・サーバーの情報を渡してしまいます。そうすると、ドメインへのアクセスが失われるどころか、せっかく入ってきたメールまでもが完全に失われてしまうことがあるのでご注意を。

8)そのウェブホスティング会社安全?
同じウェブ・ホスティング会社でホストされている複数のウェブサイトが組織的にハッキングされることがあります。レンタル・サーバーの契約をする前にそのホスティング会社の評判をインターネットで調べることをお勧めします。例えば、海外であればイギリスのホスティング会社34SP.comや米のPowWebやIX Web Hostingでホストされているウェブサイトが組織的に被害に遭っています。国内のホスティング会社の被害状況は知りませんが、レンタル・サーバーをやっているCyberBBのウェブサイト自体がハッキングの被害に遭っているというのも情けない話です。