最後の更新: 平成20年5月23日

レンタルサーバー(共有サーバー)

国内ではレンタルサーバーと呼ばれていますが、英語では同様のものは「shared server」と呼ばれています。つまり、一台のサーバーが複数の顧客に割り当てられていることを意味します。専用サーバー(dedicated server)と比べると弱点は幾つかありますが、当然複数の人達で分け合うため、アクセス・スピードが一定の期間(仕事始まりの時間帯など)落ちることがよくあります。またよくあるのが、予告なくアカウント他のサーバーに移されて問題(DNSエラー等)が生じることもあります。

ちなみにどれくらいのアカウント或はウェブサイトが一つのサーバーで維持されているのでしょうか?それはウェブホスティング・プランにもよるでしょう。まあ、込み合っているところだと一つのサーバーが6,000〜7,000のウェブサイトをホストしているところもあるようです。

ところでそのウェブサイトがレンタルか専用サーバーのどちらを使っているか、どのようにしたらわかるのでしょう?それはそのウェブサイトのネームサーバーを調べれば通常簡単にわかります。専用サーバーの場合は独自のネームサーバーを使っています。そのネームサーバーは普通のドメイン同様にドメイン登録してある筈です。一方、レンタルサーバーの場合は共有のサーバーですから、ウェブホスティング会社が指定する共有のネームサーサーバーを使います。つまり、そのウェブサイトのドメインがどのネームサーサーバーを指定しているかを調べることによって、そのウェブサイトがレンタルか或は専用サーバーを使っているかがわかる筈です。

例えば、もしあなたがMAC OS Xを使っているのであれば、ネットワーク ユーティリティを使って当サイトのドメインがどのネームサーバーを指定しているかを調べてみてください。(図1参照)またはオンライン上で無料で使えるドメインのWHO ISサーチエンジンも沢山あるので調べてみてください。(図2参照)MHVT.NETでは現在4つのネームサーバーを指定していますが、きっと名前を見れば当サイトでどのホスティング会社のネームサーバーを使っているかが簡単にわかるでしょう。「簡単にわかる」ということは、つまりは共有のネームサーバーが一般に知られているということでレンタルサーバーということです。もし簡単にわからない場合は、そのネームサーバーのIPアドレスを辿ると通常ホスティング会社のIPアドレスに辿り着きます。

海外レンタルサーバー

図1

 

海外レンタルサーバー

図2 - Domain Toolsより

   

さて、国内・国外のレンタルサーバー・ウェブホスティングのサービスを扱う業者は沢山あります。国内のレンタルサーバーを使う上での利点は、もちろん、日本語でサポートを受けられることです。悪い点はその法外な料金です。海外、特に米国のレンタルサーバー使う上での利点は、価格が国内と比べてかなり安いことです。国内では初期設定費用を数万円請求されるのが通常ですが、国外(米国)では、年契約をすると初期設定費用を免除されるのが普通です。また一般的なサービスであれば、月の額は日本円に換算して¥1,000を下回るウェブホスティング・プランが沢山あります。年間を通した料金でさえ日本円に換算して1万円を下回るホスティング・プランが多々あります。ただ国内のものと比べれば、海外のレンタルサーバーのサポートの質は悪く、しかも日本語でのサポートも受けることができません。せっかく価格が安いと行っても、英語の苦手な方は海外のレンタルサーバーを諦めるのが無難でしょう。

実際、海外のレンタルサーバーを使う場合に、ホスティング会社に連絡をとらなければいけないことはよくあるのでしょうか?それはあります。自分が問題を引き起こさなくても、ウェブホスティング会社自体が問題を起こすことが年に1・2度はあるでしょう。例えば、ウェブホスティング会社の方でCGIをインストールしたところサーバー全体で機能障害が発生した - そんなこともある海外のウェブホスティング会社で過去に経験したこともあります。

国内のレンタルサーバーのサービスを使えば必ずしも問題ないわけではありません。結局頼りになるのは自分だけです。国内ホスティング会社や海外ホスティング会社、どこで自分のウェブサイトをホストしてもらうにせよ、問題解決の経験を積んでいくことが一番のウェブサイトの将来への保証へと繋がっていきます。